症例:座骨神経痛

症例)坐骨神経痛  75歳  女性  I ・N  様 ①

こちらの方は以前右膝の手術をされて、本来右脚の痛みを訴えて来院されたのですが最近は左脚の痛みを

訴えるようになりました。恐らく手術をされた右脚をかばい左足に過度の負担が掛かりそのような状態に

なったのだと当初は考えておりました。しかし症状を訊いたり触診をしていくうちに坐骨神経痛の可能性が

高いのではと思いました。私は医師ではなおので診断はできないのですが、そう思ったのは次の3つの

理由からです。まず理由1、左側の片足のみの症状であること。理由2、左臀部の梨状筋が右側に比べて

極端に張りやコリが強いこと。理由3、痛みや痺れを感じる範囲が坐骨神経の通り道であること。

以上3つの理由は明らかに梨状筋症候群の特徴なのです。しかしながらまだ椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症の

可能性も排除できませんので、経過を診ながら慎重に施術を進めていこうと思います。実はこの私自身が

以前同様の症状に悩まされた経験があります。座っていてもジンジンと左脚に痛みのような痺れのような

嫌な感覚を覚えるようになったのです。その時私はどのように克服したのか?入浴時にとにかく梨状筋を

ほぐしたことと、梨状筋のストレッチを実践しました。改善にはひと月程度掛かったと思います。

坐骨神経痛だけではなく何でもそうなのですが、1回や2回整体に通うだけですぐに改善というわけには

いきません。施術とご自宅でのセルフケア、この両輪でなければ克服は簡単ではありません。

当院へのアクセス情報

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