坐骨神経痛の経験は今では飯のタネです。

日々坐骨神経痛と対峙している私ですが、私自身が坐骨神経痛の経験者でもあります。実際に自分が経験する前

にも知識としては勿論分かっていたつもりなのですが、実際に経験してみるとそのツラさは身に沁みました。

私よりもずっと重症な方、痛みのレベルの強い方、歩行も困難な方がいらっしゃいますが、その痛みの一端を

感じたことは、私の整体師としての貴重な経験として大切にしています。特に私は椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症

という診断も受けてはいないので、特に臀部の筋肉の中でも梨状筋をほぐすことを治療法として選びました。

勿論セルフで、です。私の場合は左側に症状が出ました。症状の範囲は知識通りハムストリングス(後ろもも)の

やや外側からスネの少しふくらはぎ寄りです。椅子に座っている時が一番痛みを感じ、車の運転が困難に感じる

こともありました。痛みのレベルが鈍痛と激痛の中間辺りやや激痛寄りでしょうか。声をあげてしまう程では

ありません。しかしこれが長時間続くというとかなり参ってしまいます。梨状筋のほぐし方は手技による

マニプレーションとストレッチです。一応整体師なので梨状筋の筋肉の走行範囲もアプローチすることも出来、

筋肉繊維に沿って四指でグイグイとほぐします。坐骨神経に触れるあの嫌な痛みを感じますが、そこは我慢。

2分位は続けます。そしてストレッチです。仰向けに寝て左膝を曲げ脚全体を手前に引きます。股関節の角度を

調整して梨状筋が最も伸びる位置で1分位頑張ります。それでもすぐには結果が出ません。地道なセルフ施術を

繰り返し一か月程で痛みがだんだん消えていきました。自分で経験して再確認したことは、すぐに結果が出る

訳ではないこと、痛みの軽減も緩やかであることです。この点は今坐骨神経痛で苦しむ患者さん方に最も

訴えたいことです。何事もそうですが、やはり粘り強いことは悩み解決において最も大切なことのようです。

 

当院へのアクセス情報

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