熱中症予防には温度よりも湿度

今日は梅雨の合い間の晴れということで気温も上昇しそうです。熱中症には注意が必要ですが気を付けなければ

ならないのは温度だけではありません。勿論30度を超えて35度前後となるととにかく冷房を入れて温度を

下げることが第一優先です。しかし35度を超えるような酷暑でなくても熱中症は起こり得ます。気を付けなけ

ればならないのは湿度です。この空気中の水分量の高さが大敵なのです。人間には自律神経という人体自動操縦

システムが搭載されています。無意識に生きる為の活動を調節する神経です。呼吸をしたり、消化をしたり、

鼓動を上げたり発汗したりするのは全て自律神経が正常に働いてのことです。汗を掻くのは体温を下げる為

の行為で、犬は汗を掻くことが出来ないので舌をだして体温の調整をします。汗を掻く為には皮膚上の水分が蒸発

が必要なのですが空気中の水分が多い、すなわち湿度が高いと皮膚上の水分が蒸発できなくなり体の熱を放出

出来なくなります。そして体温調整機能が働かなくなり熱中症へと陥ります。多少の暑さでも人間にはそれに

順応する働きがあり耐えていけるのですが、この働きが機能しなくなる原因は湿度なのです。これからまだまだ

梅雨はひと月程続きますが、湿度には十分に注意しましょう。

 

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