腰痛健康ブログ
2018年08月13日
私はかねてから坐骨神経痛の克服とダイエットは似ている、というか共通点があると思っていました。
辛い脚の痺れ、痛みにお悩みの方からは自分の苦しみと肥満を一緒にするなと叱られしうですが、その過程に
共通するものがあるという意味です。ランダムに列挙してみます。
①一日での改善は無理、ある一定に期間が必要。
②改善のスピードや要する時間には個人差がある。
③取り組むこと、守らなければならないことは決まっている。
④リバウンド、再発というリスクを抱えている。
⑤指導者や寄り添う人が必要
一部ですが挙げてみたところ粘り強さや孤独、不安という言葉が思い浮かびます。
ダイエットも坐骨神経痛の克服もやることは決まっているので、挫折することなく周りの人に力を借りて
やり抜くということに尽きてしまいます。CMでおなじみの某ジムは特に門外不出のノウハウがあるわけでは
なく、徹底的な食事の管理とエクササイズのサポートで成功例を多数生み出しているようです。
坐骨神経痛の克服も共通するものがあります。施術そのものよりもご自宅でのエクササイズや生活習慣の改善
の方が大切です。それなのに通院する理由は、一人ではエクササイズや課題に対して持続することが難しく、
施術者と共に頑張ってやり抜く方が成功する確率が格段に上がるからです。やることは簡単でもやり抜くことは
そんなに簡単ではないのはダイエットも坐骨神経痛も同じです。寄り添う人が必要なことも同じです。
坐骨神経痛でお悩みの方、克服しようというお気持ちがあれば当院はいつでも寄り添いサポートいたします。
腰痛健康ブログ
2018年08月11日
ここ数日腰痛を訴えてご来院される人が増えました。考えられる要因は数日前の東京近郊の涼しさと台風13号
です。言い換えれば寒暖差と低気圧です。あまりにも如実な反応だったので改めて腰痛と気象状況の関連性を
実感しました。腰痛には二種類あります。慢性腰痛と急性腰痛です。慢性=いつも痛い、急性=急に痛くなると
考えがちで、確かにそのように言える部分もあります。しかし急性腰痛はぎっくり腰と表現することもあります。
このぎっくり腰は炎症を起こし患部に熱を持つことから単純に急に痛くなるということと少し意味合いが異なって
きます。慢性腰痛はいつも筋肉が緊張し疲弊している状態、急性腰痛は捻挫や筋肉断裂のような怪我の要素が強い
というふうに考えれば、その違いが分かりやすいかもしれません。その自覚も結構あいまいなことが多く、痛みが
強かったり発症した時感じた痛みが「ピキッ」だったり「ギクッ」というような感じだと、皆さん一様にぎっくり
腰だと判断してしまうようです。ぎっくり腰という俗称からそのような印象を持ってしまいがちですが、
「ピキッ」だったり「ギクッ」でも慢性腰痛の場合もあります。慢性腰痛はどちらかというと鈍痛だと思いがち
ですが必ずしもそうではありません。先述した寒暖差や低気圧などの条件が揃えば慢性腰痛も強い痛みを生じる
ことがあります。それをぎっくり腰だと思い込んでいる方が非常に多いのです。ぎっくり腰は怪我なので、極論
すれば患部を冷やして安静にしているしかないのです。時間の経過と共に痛みはひいていきます。しかし慢性
腰痛の場合は安静にしていても痛みはずっと続きます。何かをして、何かを変えないと痛みはずっとそのまま
です。その「何か」とはこのブログのアーカイブや当院ホームページをご覧いただくことで見つけることが
できます。腰痛でお悩みの方、是非ご覧ください。
未分類
2018年08月9日
腰痛や坐骨神経痛でお悩みの方が当院には多数ご来院されています。当然その方々からいろいろなお話を
お聞きます。生活習慣やお仕事の時の姿勢や様子、趣味や日課などプライベートな部分も可能な限りお聞き
します。何故か言うとその中に症状発症の原因や改善のヒントが隠されていることが多いからです。
例えば腰痛の方は座り仕事が多く、その座り姿勢に問題があるある場合がほとんどである点。首肩の凝り
にお悩みの方は2~3時間続けてパソコンでの作業をしている点。これらはほとんどの方がもれなく当てはまり
逆にそうでない人が腰痛や肩こりで困ることなどあるのか?というくらいです。当然改善のためにはこれらの
要素を取り除けばいいわけで何ら難しいことではなさそうですが、事はそう簡単には運ばないのです。座り姿勢
に問題がある人には正しい座り姿勢を、長時間のパソコン業務に方には小休止を摂るようにアドバイスをします。
皆さん素直に「わかりました」と答えてくれます。しかし染みついた癖というのは、そう簡単には抜けない
のです。ほとんどの人は元の習慣に戻ります。それでも施術を繰り返していくと徐々にではありますが、それら
悪しき習慣が影を潜めていくのです。それは施術を繰り返す度に決意の量が増えていくのではありません。
体が変わっていくので以前の癖に心地よさを感じなくなるのです。例えば骨盤にゆがみがある人は殆どの場合
脚を組んで座る癖があります。これを意思の力で直そうとしても殆どの場合失敗します。気がつけば脚を組んで
いたなんてことはよくあることです。しかし骨盤矯正を繰り返し正しい骨盤が定着すれば、脚を組みたいという
欲求がなくなるのです。気が付けば脚を組んでいなかったという状態になるのです。お体の改善に成功される
人は共通点があります。それは改善を急ぎすぎないことです。改善まで至らずにドロップアウトしてしまう
人は痛みを取り除きたいという欲求が強すぎて、1回の施術で痛みの80%が取れて、2回の施術で完治という
イメージをお持ちのようです。決してそのようには言わないのですが、改善に関してすごく焦りを感じやすく
結果あきらめというパターンに陥りやすいようです。治したいという意思は必要ですし非常に大切ですが、
それが強すぎると逆効果になるような気がします。体の変化に身をゆだねるというくらいのスタンスが
ちょうどいいのかもしれません。