最初の対処を正しくするために。

梅雨はぎっくり腰の多い季節です。これまで何度となく繰り返しお伝えしてきたお話ですが、性懲りもなく

またこのお話をしてみようと思います。まず念頭に入れて頂きたいのはぎっくり腰は急性腰痛と言われるもので

慢性腰痛とは性質の違うものだということです。まず痛みの度合いと性質が異なります。まず、ぎっくり腰は

魔女の一撃という異名がある位瞬間的に激痛が走ります。だからいつ受傷したのかがはっきりと分かります。

一方慢性腰痛は痛みによるツラさは勿論あるのですが、激痛というレベルではなく、いつの間にかベッドから

起き上がるのが辛くなった、長時間椅子に腰かけていると辛くなるというように、何時を境に痛みが発症したのか

定かでない場合が殆どです。しかしこの辺りをハッキリと理解されている方は少数です。大体当院に予約のお電話

でぎっくり腰になったと訴える方は、いつ発症したのかが分からない、忘れたという方が殆どなのです。

ぎっくり腰だと思い込んでいる方の70%位は慢性腰痛だったりします。急性にしろ慢性にしろどちらも痛みに

苦しんでいるのだから、どっちでもいいだろ!という方もいらっしゃるかもしれません。しかし初動の段階で

ここを見誤ると大変なことになる場合が多いのです。例えば急性腰痛は患部に炎症があるので冷やさなければ

なりません。しかし最初に温めるという対処をしてしまった方は痛みの増幅にさらに大きな苦しみを負うことに

なってしまいます。また応急処置で自分で揉み解してしまうと、同様の苦しみを味わいます。

ぎっくり腰になったとしても最初の対処を正しくしていれば、大事には至らない場合が多いのです。

まずは痛む側を上にした状態で卵型で横になり、氷で冷やし、少し動けるようになったら整体に行きましょう。

 

当院へのアクセス情報

住所〒272-0035 千葉県市川市新田5-7-18
最寄り駅市川駅・市川真間駅より徒歩4分
予約予約優先制とさせていただいております。予約時間の5分前までにお越しください。
※キャンセルは前日までにご連絡ください。
電話047-324-6056
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